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毎日新聞
ライト受けて「光りマスく」 コロナ予防しつつ交通安全 福井の反射材メーカー
光が当たり反射した状態のリフレクターマスク=福井市花堂中2の丸仁で2020年6月16日午前11時42分、大原翔撮影
福井市の反射材メーカー「丸仁」が反射材を使ったマスク「リフレクターマスク」を作製した。車のライトなどが当たると虹色に反射する独自開発の反射材「ライトフォース」を使用。新型コロナウイルス感染症の影響で日常的にマスクを着ける習慣が広まったことを交通安全に生かしたい考え。
ライトフォースはスポーツ用ユニホームのロゴマークや肩のライン、洋服のデザインなどに幅広く使われている。通気性のない素材のため、息がしやすいよう細かく穴を開けた。肌に触れる面にはコットンを採用。光に当たらなければ光らないため、日中でも周囲を気にせず使用できる。
丸仁の雨森研悟専務は「通勤や通学時に身を守るために使ったり、祖父母など身近な高齢者に贈ったりすることを勧めたい」と話す。同社はこのほか、派手な格好を好む人や「インスタ映え」を求める若者などへの提供も想定している。
カラーはブラックとホワイトの2色を用意した。税込み価格は1枚入りが2900円、2枚入りが5700円。現在、暑さ対策として冷感作用のあるキシリトール成分を加えた夏用リフレクターマスクの開発も進めている。
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