>>888
top500で使われるLinpackっていうベンチマークが、実アプリケーションの実行速度とは直接関係しない、
っていうのは、まあ常識だから常識としか言えない
Linpackは、並列化が非常によく研究されている線形代数計算をやらせるもので、プロセッサ数さえ増やせば数値は上げやすい
一方、実際の応用では並立化効率上げるのはすごく大変だからね

どうしてもソースが必要なら、事業仕分けと同じ年(2010)に書かれた以下の記事を見てくれ
https://www.wdic.org/w/TECH/LINPACK
大昔とは違い、現在はパーソナルコンピューターの資源やゲーム専用機のPlayStationといったものを
大量に並べて速度を稼ぐという物量作戦が主になっている。
LINPACKは、このように数を増やせば増やすほど、点数が上がっていくからである。
しかし、いくらベンチマーク性能がよくても実用性、つまり必要な処理が高速に
動くことがなければ、何の役にも立たないのである。
したがって現在、スーパーコンピューター作りは、必要にかられて作る金持ちの国と、
国の名を売るために作る成金の国に分かれるようになった。

ここで言う「成金の国」とはもちろん中国のこと。

当時のスパコン専門家による批判が知りたければ、例えば
Wikipediaの「京」の項の、「事業仕分け後の議論」のところを見てくれ。
(ウィキペディアのリンクは長大になるからやめとく。自分で探して見て。)