火山噴火予知連絡会は30日、全国の火山活動を協議し、鹿児島県の桜島について「南岳山頂火口で規模の大きな爆発が発生する可能性がある」との見解をまとめた。噴火警戒レベルは3の「入山規制」を維持する。

 予知連によると、南岳山頂火口の爆発回数は減少傾向にあるが、火山灰の噴出量に大きな変化はなく、爆発規模が大きくなる傾向がある。

 桜島島内では昨年9月ごろから山体膨張・隆起や姶良カルデラの地下深部の膨張を示す地盤変動が観測された。4月ごろから島内の変動はおおむね停滞しているという。

共同通信 2020/6/30 21:56 (JST)6/30 22:09 (JST)updated
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