新型コロナウイルスの感染拡大をめぐり、児童養護施設や里親家庭などで育った人の47.5%が「絶望的な気持ちになった」と訴えていることが2日、NPO法人「IFCA」(東京)の調査で分かった。
生活困窮の妊婦受け入れ 院内に保護施設―熊本・慈恵病院

 調査は5月25〜31日、養護施設などで育った経験のある人を対象にインターネットで調査。16〜39歳の男女215人から回答を得た。
 その結果、30.2%が「収入が不安定になった」と回答したほか、21.9%が「現在お金に困っている」と経済的な困窮を訴えた。「落ち込んだり、うつっぽくなったり、絶望的な気分になった」と答えた人は47.5%に上った。

時事通信 2020年07月02日05時41分
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