河野太郎防衛相は3日の記者会見で、自衛隊で不用となった装備品のオークションを26日に防衛省内で初めて実施すると発表した。

 初回は輸送機の操縦桿(かん)や航空自衛隊パイロットのヘルメットなど、約30品目が並ぶ。厳しい財政状況を踏まえ、収入増に努める姿勢を示すことで、防衛予算配分の増額につなげたい考えだ。

 河野氏は売り上げ目標について「(最新鋭ステルス戦闘機)F35の1機分(100億円超)ぐらいの収入を上げたい」と語った。同省幹部によると、オークションは麻生太郎副総理兼財務相が発案したという。 
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