日本維新の会推薦の元熊本県副知事、小野泰輔さん(46)は午後8時10分すぎ、
東京都品川区の選挙事務所で、支援者らに拍手で迎えられた。

「このような結果になりましたが、悔いはありません。知名度のある他の候補と互角に戦えたことに感謝申し上げたい」と、
すがすがしい表情で語った。

熊本県での12年間の行政経験をアピールし、経済活動を重視した新型コロナ対策などを訴えた。
他候補より格段に多い1日10数カ所の街頭演説をこなし、熊本県で豪雨被害が発生した4日は「泣きながら演説をした」という。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/40094

小野泰輔氏
「何の悔いもありません。支援してくださったすべての皆さんに感謝したい」とすがすがしい表情を見せた。

活動期間は約3週間と短かったが
「たら、ればを言うつもりはない。よくここまでやれたのかなって思う」と述べた。
今後については「みなさんと相談しながらやっていく。日本の民主主義を前に進めたい」とした上で

拠点は「熊本です」と述べた。熊本県では豪雨被害が起きており
「期間は空けますが、ボランティアとして1日も早く帰りたい」とも話した。

https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202007050000598.html

小池氏の新型コロナウイルス対策を「曖昧な基準の自粛要請で経済を冷え込ませた」と批判。
データに基づいたコロナ対策で「経済を最優先で回復させる」と訴えた。

出馬表明は告示の約2週間前。支援に動いたのは次期衆院選を見据え、東京で存在感をアピールしたい維新だった。
高校の同級生である党東京総支部代表の柳ケ瀬裕文参院議員から連携を呼びかけられ、党本部の推薦も取り付けた。
維新は選挙中、鈴木宗男参院議員や片山虎之助共同代表が応援に入った。

選挙戦では副知事を8年務めた行政経験をアピール。
コロナ禍の中でも、初日から商店街内を練り歩くなどマイクを握れる時間帯は街頭に出続けた。
夜間は著名人との対談を動画配信サイトに流したり、ツイッターのハッシュタグで募った質問に答えたりとネット選挙も活用した。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20200705/k00/00m/010/188000c