7/6(月) 9:39配信
ロイター

 7月3日、カナダの大手銀行は3日、米フェイスブックにヘイトスピーチ(憎悪表現)の明確な阻止対策を求めるため、同社への広告掲載をボイコットする運動に加わったことを確認した。写真は1月6日、ボスニア・ヘルツェゴヴィナのサラエボで撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[トロント 3日 ロイター] - カナダの大手銀行は3日、米フェイスブック<FB.O>にヘイトスピーチ(憎悪表現)の明確な阻止対策を求めるため、同社への広告掲載をボイコットする運動に加わったことを確認した。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ<RY.TO>、トロント・ドミニオン銀行<TD.TO>、バンク・オブ・ノバスコシア<BNS.TO>、バンク・オブ・モントオリオール<BMO.TO>など大手6行が、7月はフェイスブックのプラットフォームでの広告掲載を停止すると表明。カナダ最大の信用組合連盟も2日、同様の措置をウェブサイトで発表した。

フェイスブック広報担当者は電子メールで、公民権問題に関する監査に応じているほか、250の白人至上主義組織をフェイスブックおよびインスタグラムから締め出したと説明。また人工知能(AI)投資により、ユーザーから報告を受ける前にヘイトスピーチの90%近くを発見できているとした。

フェイスブックへの広告掲載をボイコットする運動は、米黒人男性のジョージ・フロイドさんが5月25日に警察による暴行で死亡した後に始まり、400社以上が参加している。

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