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「顔色がヤバイ」――。このところ、テレビに安倍首相が映るたびに、自民党議員が心配の声を上げる。

 9日も官邸を退出する際にぶら下がり取材に応じたが、髪は乱れ、目に生気が感じられなかった。河井夫妻が公選法違反で起訴されたおとといのぶら下がりも顔色がドス黒く、表情はうつろ。しゃべり方もたどたどしく、ロレツがうまく回らないようだ。

「顔のシミも目立つし、覇気がない。とても解散なんて打てる体調ではないように見えるし、むしろ第1次政権の時と同様に、突然のブン投げもあり得るのではないかと、党内に懸念が広がっています」(自民党関係者)

 永田町では、安倍首相の健康不安について書かれた真偽不明のメモも出回っている。会食にも主治医が同行して不測の事態に備えているとか、実は歩くのもおぼつかなくてテレビカメラの前に出る時には医師団が神経を使っているというような内容だ。 

「ドーランを塗っても隠しようがないほど顔色が悪いのは事実です。河井夫妻の件は大ダメージで、コロナ感染者増に豪雨被害も重なった。宴会は自粛、長い夏休みなのに趣味のゴルフもできず、ストレスをため込んでいるそうです。総理の持病である潰瘍性大腸炎にはストレスが一番よくないことが知られている。体調不安説について聞こうものなら、秘書官が色をなして否定するなど、周囲はピリピリしています」(官邸関係者)

 9日の朝日新聞によると、野党は予算委の閉会中審査に安倍首相が出席するよう求めているが、自民国対は「総理はお疲れだから休ませてあげないと」と、応じないという。

 そんなに体調が悪いのなら、ストレスフルな政界を引退して、治療に専念した方がいいのではないか。健康が心配だ。

公開:20/07/10 14:50 更新:20/07/10 14:50
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