社会 2020年07月15日 05:00

 県内米軍基地の新型コロナウイルスに感染した米軍関係者100人のうち、少なくとも約20人が基地の外に出ていたことが14日、分かった。同日までに米軍から県へ行動歴が寄せられた。それには、ビーチや利用した店の情報などが記載されている。県は保健所を通じてその場所に体調不良者がいないか確認を進めている。一方、在沖米陸軍が感染拡大の要因として、感染防止のための軍の指示や行動制限が守られていないことを指摘していることも分かった。 

 県の糸数公保健衛生統括監は14日、クラスター(感染者集団)が発生した普天間飛行場とキャンプ・ハンセンの感染者に共通点として、部隊間の移動があったと明らかにした。

 米軍の情報では、感染するような期間に業務での交流が行われたという。クラスターの原因になったかは判明していない。関係者の間には海兵隊内で十分な経過期間を確保せず、ハンセンと普天間の兵士が交じっていたことが感染拡大の要因との見方もある。

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