高知県四万十市の医療機関で新型コロナウイルスの感染が確認された後、同県宿毛市の医療機関に入院するまで足取りが不明になった女性について県は17日、保健所職員が16日夕に中村駅で発見し、入院を説得したことを明らかにした。大阪行きの切符を持っていたという。

大阪府在住の30歳代とみられる女性で、女性の友人から足取りを聞き、駆けつけた中村駅で引き留めた。県は身分を確認できていない。聞き取りに対し、「勤務している会社の支店を出す準備のために来た」という当初の説明を覆し、「無職」と答えているという。

女性は13日午前11時40分高知駅着の高速バスで高知入り。午後5時27分中村駅着の特急で四万十市に移動後、同市の別の友人宅で1人で過ごしていたという。高知市内での行動や友人宅の住所については、具体的に答えないという。

医療機関の職員7人とタクシー運転手1人はPCR検査の結果、陰性と判明。「女性と濃厚接触の可能性がある」と申し出のあった2人も検査を受けている。

2020/07/18 10:31 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200718-OYT1T50165/

■関連ソース
四万十市で1人感染確認 大阪の女性と連絡取れず 新型コロナ 2020.07.16 14:37
https://www.kochinews.co.jp/sp/article/382250/