仙台市のアパートの一室に猫18匹を放置し虐待したとして、宮城県警は20日、動物愛護法違反の疑いで、仙台市若林区のパート従業員の女性(50)を書類送検した。猫は発見時いずれも死んでいた。県警によると、女性は別の自宅から通いながら飼育をしていたが「ふん尿の後始末が面倒になり、行かなくなった」と話しているという。

 県警によると、女性は昨年6月ごろ、猫とともに一軒家からアパートに転居したが、猫アレルギーが悪化したため、約2週間後に猫を置いて自身だけ別のアパートに引っ越した。当初は数日おきにえさをやりに立ち寄っていたが、今年4月ごろから行かなくなったという。

2020.07.20
https://www.daily.co.jp/society/national/2020/07/20/0013527374.shtml