国内の金小売価格が21日、約1週間ぶりに過去最高値を更新した。指標となる地金大手、田中貴金属工業(東京)の販売価格は1グラム当たり前日比34円高の6937円となった。

 新型コロナウイルス感染が全国的に拡大し、死者数は前日に千人を超えた。治療法は依然確立しておらず不況が長引くとの懸念から、有事の安全資産とされる金の需要は国際的に増えている。

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