神奈川県警厚木署は１９日、自称無職の男（２５）（大阪市港区）と飲食店店員の男（２３）（滋賀県栗東市）を自動車運転死傷行為処罰法違反（危険運転致傷）容疑などで逮捕した。

発表では、２人は元号が令和に変わったばかりの昨年５月１日午前４時３５分頃、飲酒の影響で正常な運転が困難だったのに、厚木市金田の県道で乗用車を運転し、別の車に追突。その車の男性（５２）にけがを負わせ、逃走した疑い。

同署幹部によると、追突事故の発生時、自称無職の男が運転席で眠りかけたため、飲食店店員の男が助手席からハンドルを握り、「アクセル」「ブレーキ」と自称無職の男に指示しながら走行していた。事故後は、飲食店店員の男がアクセル、ブレーキも操作して逃走したという。

２人は当時、県内の飲食店で店長、副店長として勤務。別の居酒屋で酒を飲み、帰宅する途中だった。

2020/07/21 09:44 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200721-OYT1T50064/