兵庫県明石市役所の職員用の休憩室で、目覚まし時計を何度も鳴らし、同僚の仮眠を妨げたとして、市は40代の男性職員を厳重注意処分にした。市が21日、明らかにした。

 市によると、男性職員は夜間対応や警備などを担当。2018年11月〜19年3月の少なくとも8日、自分のロッカー内で数時間間隔で鳴るように複数個の目覚まし時計をセット。ロッカーは施錠していた。当時、同じ職場の同僚が仮眠する可能性がある待機時間帯に鳴るよう設定していたという。

 待機中の仮眠は認められているが、男性職員は市などの調査に「できるだけ仮眠をせずに働くべきだと思った」と話したという。市は職場の秩序を乱す行為だとして、19年7月31日付で処分した。


毎日新聞 2020年7月21日 20時29分(最終更新 7月21日 20時29分)
https://mainichi.jp/articles/20200721/k00/00m/040/274000c