07月22日 16時02分

胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」の入場者数は、今月12日のオープンから10日間で1万人を超え、ウポポイの担当者は「感染症対策で予約制をとっている中、まずまずのスタートだ」と話しています。

アイヌ文化の発信拠点となる民族共生象徴空間「ウポポイ」は今月12日にオープンし、入場者数が21日までの10日間で合わせて1万563人に上りました。
平均では休日がおよそ1800人、平日がおよそ1000人で、新型コロナウイルスの感染防止策として行っている入場制限の上限には達しなかったということです。
ウポポイによりますと、オープンして以降、連日天候に恵まれ、アイヌの集落「コタン」を再現したエリアでは見学者の列ができるなど、屋外プログラムの人気が高かったということです。
ウポポイの担当者は「感染症対策で予約制をとっている中、まずまずのスタートだ。新型コロナウイルスの感染状況を見ながらプログラムの見直しも検討していきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200722/7000023193.html