7/22(水) 16:21
時事通信
 
 賃貸アパート大手レオパレス21は22日、東京都内の本社で定時株主総会を開いた。宮尾文也社長は施工不良を受けた物件改修の遅れや、2期連続の大幅赤字となった2020年3月期決算について「深くおわび申し上げる」と陳謝した。株主からは改修遅れへの懸念や経営責任を問う声が上がった。

 宮尾社長は、改修を進めるためにも「業績の回復が不可欠だ」と強調。経営改善を優先するため、改修工事の一時的な規模縮小に理解を求めた。業績悪化で債務超過に転落する恐れが出ていることについては「財務基盤の強化に向け(対策を)検討する」と述べるにとどめた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200722-00000069-jij-bus_all