https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200723/k10012530041000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018
九州など西日本 26日にかけ局地的に大雨のおそれ

前線と低気圧の影響で九州など西日本では、26日・日曜日ごろにかけて局地的に非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。豪雨の被災地ではこれまでより少ない雨で災害が発生するおそれがあり、雨が強まる前に、早めに安全な場所へ移動するなどしてください。

気象庁によりますと西日本や東日本に停滞する前線と低気圧に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

九州北部ではこれから、九州南部と四国、それに中国地方では24日以降、26日・日曜日にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、九州と四国では1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。

24日夕方までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで九州北部で300ミリ、九州南部で180ミリ、四国で150ミリ、中国地方で100ミリ、その後、25日夕方までの24時間にはいずれも多いところで九州北部と九州南部、四国で200ミリから300ミリ、中国地方で100ミリから200ミリ、北陸で100ミリから150ミリの雨量が予想されています。

気象庁は土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

九州など豪雨の被災地ではこれまでより少ない雨で災害が発生するおそれがあります。

雨が強まる前に、ハザードマップで住んでいる地域の危険性を把握したうえで、自治体が発表する避難の情報に注意して、早めに安全な場所へ移動するなどしてください。


2020年7月23日 18時14分 NHK