リニア新幹線の残土を捨てるためのカモフラージュ?
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 2018年秋、神奈川県相模原市の田所健太郎市会議員(共産党)が、筆者に「不思議な牧場計画」について話してくれた。それは、以下のような内容だった。

 市の山の中に大量の残土が捨てられる。噂では、その数q近くで工事が行われるリニア中央新幹線のトンネル掘削の残土らしい。山の中に捨てれば不法投棄だが、山の急斜面を残土で平坦地にして「津久井農場」という牧場を建設するという。

 だが、その残土は東京ドーム1杯分にも相当する100万?にもなる。しかも、事業者は地元の人間ではない。自動車で1時間かかる茅ヶ崎市から通勤して、250頭もの牛がいるのに夜は無人になる。

「なぜ、わざわざ牧場計画地に斜面を選んだのか? この事業者が本当に酪農をやりたいのかが見えてこない。地元では、牧場造成に名を借りたリニア残土捨て場であり、牧場の造成直後に事業者は『やっぱり無理でした』と牧場経営を放棄するのではと噂されている」(田所議員)


https://hbol.jp/224332
リニア工事の残土処分のため? 相模原市の急斜面に「不思議な牧場」建設計画
2020.07.24

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リニア工事の水枯れ懸念 相模原でも 沿線住民に不信感 2020年07月22日

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リニア開業延期の恐れ「静岡悪者論」に県が反論 「着工遅れの責任はJRに」 2020年7月18日

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59965570U0A600C2CE0000/
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以上