【生態系】ラッコの生態系復帰、捕食動物の再導入がもたらす恩恵 カナダ研究 [ごまカンパチ★]
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https://news.yahoo.co.jp/articles/92fe526dcc1de08c1e64461d274ebe2e1c062e77
1970年代にカナダの西海岸に再導入されて以来、貝やウニを大量に食べるラッコは地元漁師の悩みの種となってきた。
だが最新の研究によると、ラッコは経済的な面で損失よりも大きな恩恵をもたらしていることが分かった。
研究は、カナダのブリティッシュコロンビア大学(University of British Columbia)とバンクーバーアイランド大学(Vancouver Island University)の研究チームが主導したもので、
米科学誌サイエンス(Science)に先ごろ掲載された。
19世紀の終わりごろ、北西太平洋に生息のラッコは、最高級の厚い毛皮への需要が原因で絶滅寸前まで狩られた。
ラッコの毛皮は動物界で最も厚く、凍えるほど冷たい海水から身を守るために役立つ。
ラッコの主食はカニ、二枚貝、ウニなどの無脊椎動物だ。
愛らしい見た目とは裏腹に、1日に自分の体重の4分の1に相当する餌を食べる。
そのため、ラッコの個体数が激減すると貝類漁業は急成長した。
だが、カナダ政府は1970年代にラッコの再導入することに決めた。
この決定は、同国の先住民団体ファーストネーションズ(First Nations)を含む地元住民には何の相談もないまま下された。
すると再導入されたラッコは、漁師らの主な収入源となる貝やウニをむさぼり始めた。これは当初、環境と経済の対立の典型例のように見えた。
だが今回発表された論文の執筆者によると、海の環境はそれほど単純ではないという。
ラッコが戻った結果、「栄養カスケード」として知られる間接的影響が生態系にもたらされたのだ。
それは、海底のコンブ類をむさぼり食うウニをラッコが餌とすることで起きた。
今や藻場の面積は20倍にまで拡大していると研究チームは指摘する。
コンブ類は、ニシンなどのさまざまな種類の魚を保護する生息環境を提供する。
これによって今度は地元漁師らが恩恵を受けることになるのだ。
それだけではない。コンブ類は二酸化炭素(CO2)を吸収することで、海洋の酸性化を抑え、大気中の温室効果ガスも低減させる。
■再導入による恩恵
経済面で最大規模の直接的恩恵は、観光産業を通じてもたらされている。
論文の共同執筆者の一人で、カナダの観光会社「アウター・ショアーズ・エクスペディションズ(Outer Shores Expeditions)」を経営するラッセル・マーケル(Russell Markel)氏は
「ラッコは極めてカリスマ性の高い動物種」と話す。
「観光客は野生のラッコが見れることをとても喜ぶ。そして重要なのは、その経験をするためにお金を投じることだ」
論文の執筆者らの推計では、ラッコが生息していることによって得られる金銭的利益は、貝類漁業にとっての損失の約7倍になるという。
バンクーバーアイランド大のジェーン・ワトソン(Jane Watson)教授は
「多くの場合、捕食動物を再導入すると物議を醸す。その主な理由は、捕食動物と人との間で起こる資源の競合だ」と説明する。
論文の主執筆者で、ブリティッシュコロンビア大のカイ・チャン(Kai Chan)氏は
「環境中の主要な一員の消滅によって(何かしらの)干渉を受けた生態系は世界各地に無数にある。
それはかつての姿の名残であり、ラッコが数十年間にわたりこの沿岸から姿を消していたのもその一つだ」と指摘した。
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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1595345869/ こういう左翼が喜びそうな話ほど有名科学誌に載るバイアスがある >それだけではない。コンブ類は二酸化炭素(CO2)を吸収することで、海洋の酸性化を抑え、大気中の温室効果ガスも低減させる。
枯れて分解されるときにCO2排出するのに、これ書いた奴バカ、他の部分も同レベルのデマだらけだろうな カナダ人てウニは気持ち悪くて食わなかったはずでは? カリフォルニアにもたくさんいた
真面目に環境保護してるから偉い
日本人は自制心が低い土人 ステラーカイギュウが絶滅したのは人間が捕り尽くした以外にラッコを捕りすぎた結果大発生したウニに海草が食い尽くされてカイギュウの餌が無くなったのも要因と聞いた 増えたなら水族館に補充するのを許可してくれませんかね 学者「は?貝類が減った?昆布増えたんだからそっち採れば良いんじゃん土人」 >>3
「おんぶに抱っこ」と掛けてるんだよね
もっと評価されていいと思う ラッコが生息していることによって得られる金銭的利益は、貝類漁業にとっての損失の約7倍になるという。
霧多布岬のラッコもコロナがなければ凄い観光資源になっただろうにな >>1
現状、ラッコ害に悩むウニと昆布の産地出身であり
ついさっきまで天地創造デザイン部B巻を読んでいた私に
これはなんの天啓であるのか?
忙しいんだよ他に振ってくれ ラッコの経済面での恩恵を数字化できてないようだなw 日本だと素潜りで取れる範囲のうにを食いつくされてうにりょうができなくなったろ >>29
そのおかげでニシン御殿が建っていたのがラッコがいた頃の日本だ >>29
そしていま人間が食料にしないウニが大量発生して海が砂漠化してる そういや
おひるねらっこ は
まだ存在するのだろうか? 海流で流されて離ればなれにならないように、手を繋いで寝るんだよね カナダってウニ食うの?
それとも日本料理屋向けの需要? >>10
昆布含め海藻類は光合成するのでトータルで見りゃCO2削減してるってことでしょ >>47
>昆布含め海藻類は光合成するのでトータルで見りゃCO2削減してるってことでしょ
トータルで見てねーのは、>>1書いた奴とお前みたいな馬鹿だけ
珊瑚のように石灰の骨格を残すとかしないとCO2削減にならないのに、馬鹿はレスするな 貝を割る石はそれぞれお気に入りの石があって、脇のポケットに仕舞ってあるんだけど
それを無くした時のラッコさんはご飯食べられなくなるぐらい落ち込むらしい >>48
分解される時にCO2になるのは
>>1に出てくるどの生命体にも当てはまる事象だけど
CO2を吸収・利用できるのはコンブだけだからね
トータルだとどうなるんだろうね たまに道東の方から目撃の知らせが来るけど
高級食材もりもり食べるしアザラシのように数いる訳でもないから
人知れず「対処」されてそうなイメージを持ってる勝手に >>48
ウケるw
太古の時代に海藻が地上のCO2 濃度を下げたおかげで生物が進出出来た事実すら否定するのかよw >>50
>トータルだとどうなるんだろうね
>>48
>珊瑚のように石灰の骨格を残すとかしないとCO2削減にならない
馬鹿は死ね >>52
×太古の時代に海藻が地上のCO2 濃度を下げたおかげで生物が進出出来た
〇太古の時代に海藻が地上のO2 濃度を上げたおかげで動物が進化できた
植物はCO2濃度が高くても困らないのは、当の海藻が証明してるってのwwwww >>52
ちゃうちゃう、シアノバクテリアが酸素を生み出したから進出できたんだよ
ストロマトライト マジか
じゃあ、沖縄にもう一度マングースを放たないといけないな >>62
水族館用の捕獲が禁止されてて繁殖も上手く行ってないのでいずれ居なくなる 水族館のラッコが激減したので今は野生のラッコのほうが多いのではないかな? 野生ラッコ保護してもう少し南下した海岸沿いにも適応させて生息地を増やしてほしい >>64
ラッコは異性の選り好みが激しく
人間がカップルにするつもりで
連れてきてもなかなか交尾に至らないらしい ラッコってロシアとアメリカにほとんどいて、あとカナダ、日本ぐらい 数自体はそこまで少ないわけではないが
国は少ないから希少価値が高い 陸に棲む人間が海の贅沢品を食うのが間違っている
海の産物は海の生物が好きなだけ食えばいい >>61
ハブ相手じゃ意外と負けてて4:6で勝率悪い上に
蛇よりも小鳥や子猫を狩るのであんまり意味が無かったマングースさんじゃないか
ヤンバルクイナとかが飛び火でとばっちり被害を食らうから失敗扱いされただろう ラッコが生息する国はロシア、アメリカ、カナダ、日本(メキシコ)ぐらい これって凄いことだよな
凄い観光資源だけどコロナで生かせないね 伊勢志摩のカキの斃死事故にもラッコが役に立つのではないか >>77
ハブは酒を広めればなんとかなりそうな気がする
養殖するやつ出るけど 貝やウニはラッコの食い物で人間のものではないと認識すればいい まあ実際問題磯焼けはかなり問題になってるしな
藻場が壊滅したら近海魚は甚大な被害を受けるのは間違いない >>84
数の子とウニどっち取るかって話だな
ウニなんて元々珍味でメジャーな食べ物じゃなかったんだよな
やっぱおせちの定番数の子を取るべき ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています