4連休の最終日となった26日の人出は、25日と比べて、東京都心で減少した一方、各地の空港で増加が目立ちました。

NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報を基にプライバシーを保護した形で、全国の人出のデータをまとめています。

それによりますと、4連休の最終日となった26日の午後3時時点の人出は、羽田空港第1ターミナルで、25日と比べて23.3%増加しました。

また、沖縄の那覇空港で36.3%、北海道の新千歳空港で24.9%、福岡空港でも11.3%の増加になるなど、各地の空港で25日と比べて、人出の増加が目立ち、遠出を終えて自宅に戻る人が多かったことがうかがえます。

一方、この連休中、外出の自粛が呼びかけられた東京都心の人出は減少し、銀座周辺で11.9%、新宿駅周辺で7.9%、渋谷センター街周辺で1.7%、それぞれ25日と比べて少なくなりました。

都心の人出を去年の同じ時期と比べると、銀座周辺は47.1%、新宿駅周辺は51.1%、渋谷センター街周辺は38.8%の大幅な減少となっていて、感染拡大前の状況には戻っていません。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200727/k10012533921000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_010