<爆発前から食料危機>

レバノン、大規模な食料危機のリスク=首相
2020年5月21日

金融危機や新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くの国民が食料を購入できない状態に陥りかねないとしている。

同首相は、新型コロナを受けた各国の食料安全保障政策に警鐘を鳴らし、食料輸出を制限すべきではないと主張。米欧に中東を支援する緊急基金の設置を呼び掛けた。

対応を怠れば「飢餓が発生し、欧州に新たな難民が押し寄せ、地域がさらに不安定化する恐れがある」としている。

追記
今回爆発した穀物サイロにはレバノンに必要な穀物の80%前後が含まれている
レバノンの穀物自給率は10%のため90%を輸入に頼りほとんどはロシアから来る

穀物港とビルが倒壊、被災したことで穀物危機が起きる可能性が高い