徳之島3町の各糖業振興会主催の「サトウキビ夏植え出発式」は7月31日〜7日にかけて各町会場でそれぞれあった。植え付け目標面積は徳之島町160f、伊仙、天城両町が各150fの計460fを設定している。国事業および町単など各種支援事業もPRし、適期植え付けによる各町目標の達成への「頑張ろう」三唱で気勢を上げた。

 3町の各出発式を締めくくる天城町の出発式は7日夕、同町防災センター敷地内の「さとうきび碑(12万d達成記念)」の前であった。炎天下にもかかわらず生産者や町当局、農協、南西糖業鰍ネどの関係者併せ約100人が参加した。

 町糖業振興会会長の森田弘光町長は「サトウキビには正念場の年になると思う。目標面積の150fを達成したい。肥培管理作業の受委託センターも今夏から動き出し高齢農家の手伝いもできると思う」と期待。

 南西糖業鰹務の新美薫徳徳之島事業本部長と、JAあまみ天城事業本部の上岡重満統括理事のあいさつに続き、町当局が今年度の主な夏植え支援事業について解説。「目標面積の達成」「夏植え単収(10e当たり)10d以上を目指し、農家所得の向上と地域の活性化」などスローガンを確認して、「頑張ろう」三唱で目標面積の必達を誓い合った。

 この後、町総合運動公園に会場を移し、グラウンドゴルフ大会で親睦を深め合った。


夏植え目標面積150fの達成を誓い合った天城町の関係者=7日、同町防災センター敷地「さとうきびの碑」前
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奄美新聞 2020年8月7日
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