0001ブギー ★
2020/08/08(土) 03:52:31.22ID:x9H8ws8J9標的となったとされるサアド・アル・ジャブリ氏(61)は元サウジ政府職員。イギリスの軍事情報活動第6部(MI6)など西側諸国の情報機関との重要な橋渡し役を担っていた。
3年前にカナダに亡命し、現在はトロントで身柄を保護されている。
裁判書類によると、この計画は、2018年に政権を批判していたジャーナリスト、ジャマル・カショジ氏が殺害された事件の直後に実行されたという。
暗殺部隊がカナダのピアソン国際空港から入国しようとした際、入国管理局が不審に思ったことから、計画は失敗に終わったとされる。
信ぴょう性が立証されていないこの書類は、米ワシントンの裁判所に提出された。書類では、ジャブリ氏を沈黙させるために暗殺を指示したと、サルマン皇太子を糾弾している。
ジャブリ氏は、「悪事を証明する情報」を持っているために狙われたと述べている。ジャブリ氏は皇太子の汚職疑惑や、「タイガー・スクワッド」と呼ばれる私的な傭兵について情報を持っているとされる。
書類によると、このタイガー・スクワッドがトルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館でカショジ氏を殺害したという。
「サアド博士の頭の中以上に、被告人であるビン・サルマンの機密情報や、屈辱的で悪事を暴く情報が詰まっている場所は少ないだろう。あるいは、サアド氏が殺害を恐れて作った記録以外には」
「これがビン・サルマン被告がサアド博士を殺害したい理由、ビン・サルマン被告が過去3年にわたって殺害計画を達成しようとしている理由だ」
サルマン皇太子は2017年、対立する王族や政府職員などを一斉に排除した。それ以前にサウジアラビアを離れたジャブリ氏は、トルコ経由でカナダに渡った。
ジャブリ氏は、サルマン皇太子が自分をサウジアラビアに連れ戻そうとたびたび画策していたと疑っている。個人的なメッセージが送られてきたこともあり、「必ずあなたにたどり着く」などと書かれていたという。
https://www.bbc.com/japanese/53689465