ブラジルでの新型コロナウイルス死者数が7日に10万人、感染者が8日に300万人越えが確実となった6日、
ボウソナロ大統領は「死者が10万人に達しても人生は続く」とあっさりと言い切り、むしろ失業者が増えたことを州知事らのせいにして物議を醸した。

7日付現地紙が報じている。

これは大統領が毎週木曜晩に行っている恒例のネット生放送で出た発言だった。 この日はエドゥアルド・パズエロ保健相代行と共に出演したが、
大統領はパズエロ氏に「死者は10万人行ったのか」と尋ねたあと、「それは残念だ」と語り、さらに「人生は続いていくし、この問題と親密に向き合うしかない」
と話したのみだった。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2020/200808-11brasil.html