過保護すぎる親に育てられた子供は成人後、どのような人生を歩むのでしょうか。

反発して家を出る、そのまま守られる、それとも世間知らず故に他人に迷惑をかけるのかパターンは様々ですが、「過保護」が必ずしも子供にとって良いとは限らないでしょう。

そんな子育てを象徴するような事件が台湾の掲示板に書き込まれ、大きな話題を呼んでいます。

■新入社員が箱入り娘

フェイスブックコミュニティ「爆廃公社」に近日書き込まれたのは「新入社員がヤバい」という愚痴。

投稿主の女性は、30歳の新入社員の教育係を任された為まもなく部下となる人の入社を心待ちにしていたそう。

当日朝に挨拶を済ませたあと、さっそく業務について教え始めたのですが部下は学歴こそ高けれど、社会の基本的な常識があまりないことに気づいたと振り返りました。

■ごみ捨ての方法がわからない?

そして退社の時間になり「帰るついでにゴミを捨てていってね」と教えたところなんと彼女は「ゴミの捨て方がわかりません」と発言したそう。

「捨て方がわからない…?え…?」と投稿主が戸惑うと、部下は「お母さんから勉強ができてればいいと教わって生きてきました。だからゴミの捨て方はわかりません」と悪びれもなく笑顔を浮かべます。

苦し紛れに「家事をやったことはないの?」と問いかけると「全部母がやっています!」と元気よく返事が返ってきたのだとか…。

■母が代理出勤!?

それから2日後、部下は「足を怪我した」という理由で会社を休みました。それならまだしも、母親が代わりに仕事をすると会社を訪問し、実際に働いたとのこと。

それが気まずくなったからかはわかりませんが、入社から5日目、部下は「合わない」という理由で退社。退職の連絡、給料の受け取りも全て母親が手続きを行ったことがわかっています。

投稿主は「世間知らずの真骨頂を見た」と今でも思い出すたびに震え上がると明かしました。

■ネット民もドン引き

このトンデモ親子のエピソードを受け、ネット民からは「そいつヤバすぎ」「ゴミ捨てって…捨てるだけだよね…?」と困惑の声が殺到。

「部下さん、親が亡くなったらどうするつもりなんだろう」「親も親よな…」「子供のことを考えてるつもりでも、全く為になってない良い例」などの批判も相次いでいます。

子供が可愛くて仕方がないのでしょうが、さすがに代理出勤まではやりすぎと感じる人が多いようです。彼女の行く末が気になりますね…。

2020/08/07 19:30
https://fumumu.net/174620/