すごい帝国になりそう。

スマートフォンからサーバー、さらには今後のMacでも活用される、英ARMのプロセッサアーキテクチャ。そんなARMに対するNvidiaによる買収計画が進んでいるとの報道が、海外にて伝えられています。

ARMといえば、2016年にソフトバンクによって買収されたことでも話題となりました。しかし昨今のソフトバンクの苦境により、にわかにARMの売却が噂されるようになったのです。

今回のBloombergの報道によると、NvidiaによるARMの買収額は320億ドル(約3兆4000億円)に達する可能性があるそう。また、現時点でソフトバンクと交渉しているのはNvidiaだけで、交渉が今後数週間以内にまとまる可能性があるとも伝えています。

Nvidiaといえば、押しも押されぬGPUメーカー。また、TegraシリーズではARMアーキテクチャをベースとしたプロセッサも開発しています。しかしNvidiaはCPUやモバイル向け製品ではあまり影響力がないことから、ARMの買収でより広範囲な商品展開が可能になる可能性もあります。

そういえば、先月にはApple(アップル)によるARMの買収の可能性もウォール・ストリート・ジャーナルによって報じられたことがあったんですよね。ARMを手に入れたものがプロセッサ業界を制する、なんてことになるのでしょうか?

8/7(金) 10:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200807-00000002-giz-sci
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