【世界全体の新規感染者】

1日あたりに確認された新規感染者数は一貫して増加する傾向にある。
7日移動平均で計算すると、5月末に10万人を超え、7月11日から20万人を上回る。いまは25万人台の水準で推移する。
足元の新規感染者を地域別で分析すると、中南米が最も多く、アジア、北米が続く。


【世界全体の新規死者数】

1日あたりの死者数を見てみる。7日移動平均で4月19日に7293人でピークに達した後、減っていたが、
6月から徐々に増えて、足元では5800人を超える水準になっている。地域別では中南米が最も多い。


■致死率、欧州は高水準

【主要国の致死率】致死率は感染者のうち亡くなった人の割合を指す。数値が高いのは欧州で、フランスやイタリアは10%を超える。
感染者の急増で医療現場が対応できず、死者が出るケースが目立つ。日本は6月以降に死者の増加ペースが鈍り、直近は2.2%になっている。
各国の検査方針で感染者数が左右されるため、致死率が実態を完全に表しているわけではない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62489750Q0A810C2000000/

https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZZO6249908011082020000000-PN1-2.png?auto=format%2Ccompress&;ch=Width%2CDPR&fit=max&ixlib=java-1.2.0&s=fc7f1e281c6e2137ea577ff541e00ffc