高知県警高知南署は11日、高知市長浜、厩務きゅうむ員の男(43)を競馬法違反容疑で逮捕した。

 発表によると、男は5月21日から7月16日までの間、携帯電話やパソコンでインターネット投票サービスに接続し、県外の地方競馬を運営する12団体が販売する馬券を247回、計65万4900円分購入した疑い。競馬法では、地方競馬の調教師や厩務員らが、地方競馬の馬券を購入することを禁じている。

 調べに対し容疑を認め、「厩務員の給与だけでは生活が厳しく、ゆとりのある生活をしたかった」などと供述。この期間中はやや負けていたという。

 男は高知競馬の厩舎で3月に働き始め、4月末から正式に所属しているという。県競馬組合の伊藤義彦管理者は「競馬法違反で逮捕者が出たのは大変遺憾。関係機関と連携して再発防止に努める」とコメントした。

2020年8月13日 9時22分 読売新聞オンライン
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