今年4〜6月期の国内総生産(GDP)成長率が戦後最悪の落ち込みとなったことが、17日発表され、ツイッターで「最悪の落ち込み」が一時トレンド入りした。新型コロナウイルス感染拡大による打撃の甚大さが改めて浮き彫りとなった形で、ネット上では「つらいな」「共存の道を探さないとコロナの前に経済で死ぬ」と深刻に受け止める人が相次いだ。一方、お盆休み明けの発表となったことから、「お盆が明けたので気分が過去最悪の落ち込みです」「私も最悪の落ち込みなう」と自分自身の状況と重ねてツイートする人もみられ、ネットユーザーのさまざま思いが交錯するトレンドワードとなった。

内閣府が発表した4〜6月期のGDP(季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比7.8%減、このペースが1年間続くと仮定した年率換算は27.8%減。悪化は3四半期連続となった。減少幅がリーマン・ショック後の平成21年1〜3月期(年率17.8%減)を上回ったことに衝撃を受けた人も多く、「これやばいよなあ」「リーマンショックも!消費税増税も!バブル崩壊も!飲み込みました」といったツイートが目立った。17日は浜松市中区で国内史上最高気温に並ぶ41.1度を観測したことから「<気温上がって、経済下がる>」と表現した人もいた。

これに対し、「“最悪の落ち込み”がトレンド入りしてるからお盆明けの仕事するの嫌ぁ〜ってツイートしてる人が多いのかと思ったらこっちね」「最悪の落ち込みってトレンド みんな出勤したくなさすぎかと思ったら経済のやつだった」と別の意味で受け取った人も。「お盆もフルでは休めずに夏休み終了。次のまとまった休みが年末年始までないと思うと気分は戦後最悪の落ち込み」と苦境を打ち明けるツイートもあり、トレンドワード「最悪の落ち込み」の解釈は人それぞれだったようだ。

一方、足元で感染が再び増加傾向にある中、今回の数字を「今さら次郎でしょ」「わかりきってた結果で別に騒ぐほどでもないけど」「まぁ、当然の結果だわな。それでも他国に比べれば、ずいぶんマシだよな。それなりに経済対策の効果があったんじゃね?」と冷静に受け止める人もいた。「リーマンショック以上の落ち込みなら消費税減税しないとダメじゃないの???」と減税を訴える人もいたほか、「コレでも消費税下げないもんなぁ。怖いなぁ」「経済より命を優先したかったんでしょ?まっ、失業者続出で別な意味で命終わるかもだけど」と、経済状況の落ち込みなどによって生活困窮者が増えるのではないかと危惧する声もあった。

国民に一律10万円を支給する特別定額給付金などの押し上げ効果も加わって6月には回復基調となったが、依然として先行きは不透明。こうした現状に、「緊急事態宣言をせずにうまくコロナとともに生きてくしかない。でなければ経済とともに日本が死んでしまう」と危機感を抱く人もいた。

2020年8月17日 15時55分 iza(イザ!)
https://news.livedoor.com/article/detail/18747294/

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