北海道苫小牧市の住宅で、この家に住む49歳の男性とみられる遺体が見つかった火事で、男性が飼い犬を助けようとして逃げ遅れたとみられることが分かりました。

 8月18日午後8時30分ごろ、苫小牧市拓勇西町3丁目の住宅で火事がありました。

 火は約2時間半後に消し止められましたが、住宅の2階で性別不明の遺体が見つかり、そばで犬も死んでいました。

 警察などによりますと、この家には49歳の男性と72歳の母親が2人で暮らしていて、2階で小型の柴犬の"豆柴"を飼っていたということです。

 出火当時、男性と母親が1階で食事をしていたところ、2階から煙を出ていることに気付き、男性が犬を助けるために2階に駆け上がったということです。

 母親は避難して無事でしたが、2階の男性の部屋から、遺体が発見され、そばで犬も死んでいたということです。

 警察は、男性が犬を助けようと逃げ遅れたとみて、遺体の身元の確認を急ぐとともに、火が出た原因を調べています。

8/19(水) 12:42 北海道ニュースUHB
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