2020年8月19日 15時24分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200819/k10012573561000.html

連日、厳しい暑さが続く中、鳥取市福部町では熱中症の対策を取りながら、特産のらっきょうの植え付けが行われています。

鳥取市福部町は鳥取砂丘の周辺の砂地を利用した、らっきょうの栽培が盛んで、毎年この時期に、来年の初夏に収穫するらっきょうの球根を植え付けています。

このうち西尾祥幸さんの畑では、先月末から作業が始まり19日は、8人が出て球根を一つひとつ丁寧に手作業で植えていました。

鳥取市は19日も午前中から35度以上の猛暑日となり、畑の砂の温度は50度を超える厳しい環境となっています。

このため西尾さんの畑では、1時間に一度、水分補給の時間を設けたり、昼の休憩時間を長くしたりするなど熱中症の対策を取っていて、来月初めまで対策を取りながら作業を続けるということです。

西尾さんは「過酷な環境の中での作業となりますが、おいしいらっきょうに育ってほしいです」と話していました。