よく纏った記事があった
事前放流には前もって正確な天気予報が必要
現在の規則では放流菅での放流なのでチビチビとしか放流できない

ゲートで事前放流するとなると下流で急激な水位上昇がおこる
晴天や小雨の時にいきなり川の水位が上がったら人的被害が生じる恐れがある
このためゲートでの事前放流では周到に避難や周知をしなきゃいけない




https://r.nikkei.com/article/DGXMZO62295430U0A800C2CC1000

前もって接近や上陸を予測しやすい台風と異なり、
今回のように「線状降水帯」を伴う豪雨は雨量の予測が難しい。
国のガイドラインが事前放流の実施判断を3日前からとしているのに対し、
球磨川水系で大雨が予測されたのは前日夜だった。

構造的な問題もあった。治水を本来の目的としていない利水ダムの放流管は治水ダムが備える洪水調整用の管より細く、
治水ダムと比べて放流に時間がかかる。
国のガイドラインが事前放流の判断を3日前としているのもそのためだ。