「バッテリーが爆発した」船上でケーブル取り外し作業中のレンチが電極に接触しショートか…男性4人負傷

8/25(火) 19:30
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北海道ニュースUHB

 北海道稚内市の港で係留中のクレーン船で作業中にバッテリーが爆発する事故があり、作業していた男性4人が負傷しました。

 爆発事故があったのは、稚内市の抜海港に係留していたクレーン船「第24賢正丸」です。

 8月25日午前7時ごろ、船を所有する会社から「バッテリーが爆発し付近の人がケガをした」と稚内海上保安部に連絡がありました。

 海保によりますと船上では午前4時30分ごろ、クレーンのエンジンをかけるためバッテリーの交換などをしていて、予備バッテリー2個をケーブルでエンジンと連結し起動しようとしたもののできませんでした。

 そこでモンキーレンチを使って バッテリーからケーブルを外そうとしたところ、バッテリーのプラスとマイナスの配線部品に同時に触れショート。

 付近には可燃性のものがあったとみられ、爆発したということです。

 この事故で、作業をしていた20代から40代の男性4人が 耳鳴りや切り傷などのけがをして病院で手当てを受けました。海保が詳しく調べています。
UHB 北海道文化放送

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