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2020/08/28(金) 13:25:52.00ID:GZmolr/19「地域に根差した良い店があることがまちの魅力。地元みんなでコロナを乗り越えたい」
大阪市阿倍野区に住む設計士、土居直人さん(34)はこう語る。毎年秋に地元の店を集めて公園で開くイベント「バイローカルの日」を運営する団体の1人だ。
運営団体では、メンバーの住民10人が地元の店に対し、イベントへの参加を依頼してきた。これまでに飲食店や工房、古書店など80軒が出店。今年も開催準備を進めているが、新型コロナの感染が拡大した春以降は多くの店が売り上げ減や感染予防策に苦心している。
そこで、団体ではホームページやSNSで4月上旬から、各店舗の営業状況やテークアウトに関する情報のほか、席数減といった感染予防対策の実施状況を発信。住民らの口コミも多く寄せられている。
「1杯ずつ飲み歩くスペインのバルのように、お客さんが地域の店を回れば、地域みんなで生き残れる」と語るのは、バイローカルの取り組みに共感して7年前から阿倍野区でスペイン料理店「リサリサ」を営む守屋彰則さん(31)。
新型コロナの感染拡大による客足減に危機感を感じ、自身も店のSNSで近隣の店や街の話題を紹介し始めた。バイローカルのSNSにも助けられ、持ち帰り用のパエリアの提供などを始めると、家族連れや記念日の夫婦といった新規の客を獲得。減少分の売り上げを補うまでになった。
住宅街の中にたたずむ築96年の町家を改装したレンタルスペースとカフェ「昭和サロン」は、定期的に開いていたライブや落語などのイベントは今も再開できておらず、換気などの感染予防対策をしながらカフェと弁当中心の営業が続いている状況だ。店主の白谷直也さん(50)は「先が見えないが、バイローカルのSNSを見た地元の子連れ客や常連客に支えられている」と話した。
全文はソース元にて
https://www.sankei.com/west/amp/200828/wst2008280009-a.html