ヒグマの出没が相次いでいる北海道砂川市で、29日朝も住宅の近くを1頭のクマが歩いているのが目撃されました。この付近での出没は4日連続のことで、警察が注意を呼びかけるとともに、周辺で警戒を続けています。

29日午前6時半ごろ、砂川市空知太東3条3丁目で、住宅近くの空き地をクマ1頭が歩いているのを近所の男性が見つけて撮影しました。

映像には、体長1メートルほどのクマが空き地をゆっくりと歩き回る様子が写っていて、においを嗅ぎながら食べ物を探しているようにも見えます。

撮影した男性によりますと、クマは5分ほど歩き回ったあと、空き地の外に出て、東の方向に去って行ったということです。

また、警察によりますと、29日朝は別の住民からも目撃の通報が寄せられているということです。

空知太地区では、28日も住宅の庭先でクマが目撃されていて、同じ個体かどうかはわかっていませんが、クマの出没は4日連続となります。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200829/amp/k10012590041000.html