西日本豪雨で被災した倉敷市真備町箭田の高齢者施設「ライフタウンまび」内に、奈良の人気スコーン専門店「ここまーる」が移転オープンした。
復興の力になりたいと、店長の保坂光秋さん(41)が、奈良市から家族で店の近くに移住して開業。「店名の通り『心がまあるく』なるような憩いの場にしたい」と意気込んでいる。

 保坂さんは大阪市内のパン店で修業し、2014年に奈良市中心部でスコーン専門店を始めた。焼きたての味わいに加え、写真映えのする色味の異なる20種類近い商品をそろえ、人気を集めていた。

 転機となったのは、19年11月のライフタウンまびのリニューアルオープン。利用者と住民の交流に重点を置いた造りにすることを知り合いの施設関係者から聞き、出店を決めた。

 「真備と聞いて、ニュースで見た浸水した街の映像を思い出した。利益を追求するだけではなく、人の役に立てる仕事をしようと心が動いた」と振り返る。

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(2020年09月01日 11時07分 更新)


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