熊本2020.08.31 19:06

川辺川ダムの再検討が浮上してきたのを受け、ダム計画に反対する住民グループは「ダムありきの検証を進めるべきではない」と県に申し入れをした。
申し入れをしたのは川辺川ダム計画に反対してきた3つの住民グループ。申し入れによると、今回の水害を受けて始まった県の球磨川の検証委員会の議論はデータの根拠が示されずダムありきで進められていると批判している。さらに緊急放流などダムそのものの危険性が検討されず、住民不在のまま検証が進められているとしている。
「立野ダムによらない自然と生活を守る会」緒方紀郎さん
「事業を実施するのなら被災者の声を聴かなくて、何が検証だといいたい。ダムの危険性、緊急放流をしたらどうなるのかとかそういうこともきちんと検証してダムの危険性についても明示したうえにで判断すべき」
https://www.kkt.jp/nnn/news163013322.html