09月03日 13時02分

イカ釣り漁船火災1人連絡とれず
3日午前、秋田市にある秋田港に係留されていたイカ釣り漁船で火災が起きました。
警察や消防によりますと、この漁船は2人乗りで、火災のあと、このうち乗組員1人と連絡がとれていないということで、確認を進めています。

警察によりますと、3日午前10時ごろ、秋田市にある秋田港に係留されていたイカ釣り漁船から爆発音がして煙が出ていると、近くの会社の人から通報がありました。
現場では、消防や海上保安部が消火活動にあたっていますが、漁船は港のなかを沖に向かって流されているということです。
秋田県漁業協同組合によりますと、この漁船は、青森県東通村にある野牛漁協に所属する「第十※き宝丸」で、2人乗りのイカ釣り漁船だということです。
警察や消防によりますと、火災が起きた当時、漁船には乗組員1人が乗っていたとみられ、火災のあと、連絡がとれなくなっているということです。
秋田市にある秋田港の近くにある事務所で爆発音を聞いたという38歳の男性は、「ボーンという花火のような大きな音がしたので、近くまで見に行ったら、船が黒い煙を出しながら流されていた。きょうは風が強いので、あっという間に流されていった」と話していました。
消防などが消火活動を続けるとともに、警察が、乗組員の安否の確認を進めています。

※「第十※き宝丸」のきは七が3つ。


https://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/20200903/6010008102.html