※ソース内に動画あります

取り出された蛇に看護師も顔が強張る(画像は『Metro 2020年8月31日付「Doctors pull 4ft snake from woman’s throat after it slithered in as she slept」(Picture: East2West)』のスクリーンショット)

過去に脳や目の中に寄生虫が潜伏していたことで健康に支障をきたしてしまうという症例はあったものの、ロシアの女性は体内に蛇が侵入してしまったという。医師によって蛇は取り出されたのだが、その瞬間を捉えた映像が人々を驚かせている。『The Sun』『5-tv.ru』などが伝えた。

ロシアのテレビ放送局「5TV」の公式ウェブサイト『5-tv.ru』で8月30日に女性の口から医師によって蛇が取り除かれる映像が公開され、人々を驚かせている。

治療を受けた女性はロシア連邦のひとつであるダゲスタン共和国にあるレヴァシ村に住んでおり、ある日自宅の庭でうたた寝をしていたところ、腹部に激しい痛みを感じて目を覚ましたとのことだ。同サイトでは寝ている間に女性の口から蛇が入り込んだと伝えているが、確認がとれていないという。

女性は病院で治療を受けることとなったが、この時点で医師や女性本人も体内に蛇がいるとは思いもしなかったようだ。医師は痛みの原因を探るため女性を麻酔下に置き、口から内視鏡と見られるチューブを入れて体内を確認することにした。

チューブの先端はライトが点灯しており物が掴めるようになっているが、医師らは女性の体内にある“痛みの元”を見つけ、それをチューブの先で掴んで静かに口から引き出そうとした。この時の治療の様子は映像に収められているが、女性の口から爬虫類の尾のような物体が見え始めた。

さらに引き出すと、なんと4フィート(約1メートル22センチ)もある蛇が女性の口から引きずり出されたのだ。蛇を取り出した女性看護師は、予想外の物が出てきたことで驚いて後ずさりしている。

その後、蛇は医療用の洗面器に入れられたが、この蛇が当時生きていたのか、または何の種類かは分かっておらず、『5-tv.ru』では地元の保健省へ詳細を確認している最中とのことだ。

ちなみに今回治療を受けた女性が住むレヴァシ村は、標高4165フィート(約1270メートル)で1万1500人ほどが暮らしているという。地元の住民は稀な事故だと話しているようだが、村の高齢者からは若者に対して「外での睡眠時には蛇が口に侵入しないよう気をつけるように」と注意を促すことが多いそうだ。

2020.09.02 14:46
https://japan.techinsight.jp/2020/09/masumi09010832.html
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