2020年9月9日 18:52

接触事故でセンサーカバー部(点線で囲んだ部分)に傷が入った自動運転バス=産業技術総合研究所提供
接触事故でセンサーカバー部(点線で囲んだ部分)に傷が入った自動運転バス=産業技術総合研究所提供

 大津市と京阪バスが共同実施している自動運転バスの運行実証実験で、自動運転バスが接触事故を起こしていたことが9日分かった。乗客にけがはなく、現在は自動運転バスの運行を中止し、通常のバスで代替運行している。

 大津市などによると、事故は8月30日午後2時43分ごろ、大津市島ノ関の市民会館付近で起きた。向かいの琵琶湖ホテルから出てきたバスが丁字路を180度回転してUターンしようとしたところ、バスの左前方部のセンサーが歩道の柵に接触したという。当時乗客4人と緊急時対応の運転手、運行記録を取る添乗員の計6人が乗車していたが、けがはなかった。


https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/356351