(ブルームバーグ): 11月の米大統領選挙まで2カ月足らずとなる中、トランプ大統領と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領は激戦州の1つであるフロリダ州で接戦を繰り広げている。

8日公表されたNBCニュース/マリストの調査結果によると、フロリダ州で投票の可能性の高い有権者の間ではトランプ氏とバイデン氏の支持率はいずれも48%。登録有権者の間ではトランプ氏が48%と、バイデン氏の47%をリードしている。4年前の選挙では、トランプ氏は選挙人投票29票に相当する同州で1ポイント強のリードで勝利していた。

同州の中南米系有権者の支持率はトランプ氏が50%に対し、バイデン氏は46%だが、高齢者の間ではバイデン氏への支持率が49%でトランプ氏の48%を上回った。

経済問題では全米調査と同様、フロリダ州の有権者の間でもトランプ氏への支持率が53%と高いが、新型コロナウイルス感染対応に関してはバイデン氏が49%と優位。人種問題への対応でもバイデン氏の支持率は51%と、トランプ氏の37%を上回り、黒人有権者の間ではバイデン氏の支持率が83%と大幅にリードしている。

9/9(水) 11:40配信
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