【ワシントン時事】米CNBCテレビの世論調査結果によると、11月の大統領選を戦う共和党のトランプ大統領(74)と民主党のバイデン前副大統領(77)について、激戦州の過半数の有権者が「精神面で大統領には不適格」とみていることが分かった。

 調査は、CNBCがペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンなど六つの激戦州で「投票に行く」と答えた4143人を対象に行い、10日に結果を発表した。

 それによると、史上初の70代対決となったトランプ、バイデン両候補に関し、「肉体面」ではそれぞれ52%、54%が「適格」と回答。しかし、精神的にはそれぞれ51%、52%が不適格と答えた。

 トランプ氏はバイデン氏について「彼は自分が何をしているのかさえ分かっていない」などと述べ、精神面の不安を印象付けようとしている。一方、トランプ氏をめぐっては、昨年11月に軍の医療センターを予定外で訪れたことを捉え、何らかの「発作」に見舞われたとする情報が飛び交い、主治医が今月1日に否定のコメントを出した。

9/12(土) 20:33配信
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