1万二千里の原文はこうなってる

>南、邪馬壱国に至る。
>女王の都とする所。
>水行十日、陸行一月。
>官は伊支馬有り。
>次は弥馬升と曰う。
>次は弥馬獲支と曰う。
>次は奴佳?と曰う。
>七万余戸ばかり。

>女王国より以北、その戸数、道里は略載を得べきも、
>その余の旁国は遠くして絶へ、詳を得べからず。

>次に斯馬国有り。次に(略)
>次に奴國有り。
>ここは女王の境界尽きる所。

>その南、狗奴国有り。
>男子が王と為る。
>その官は狗古智卑狗有り。
>女王に属さず。

>郡より女王国に至る。
>万二千余里。

奴国は邪馬台国からもっとも離れた北の端にあると読める
あと陳寿は奴国の南にある狗奴国の説明を途中に挟むが
これを飛ばして読むと

>次に奴國有り。
>ここは女王の境界尽きる所。

>郡より女王国に至る。
>万二千余里。

帯方郡から女王国の北の端に奴国まで1万二千余里で
なにも問題はないということになる