毎日新聞2020年9月19日 13時30分(最終更新 9月19日 13時30分)



 ダム湖に流れ着いた流木を一般の人向けに無償で提供する国土交通省北上川ダム統合管理事務所の事業が今年、突然の人気を集めている。
処分費用を削減するために1998年ごろから始まり、例年は2〜3週間かけて予定量を渡し終えるが、今年は2日で終えるダムも出るほどだ。【安藤いく子】

 同事務所が今年、流木を一般提供するダムは、岩手県内の四十四田ダム▽胆沢ダム▽御所ダム▽湯田ダムの4カ所。ダム湖には大雨などで上流から流木が流れ着くが、
放置するとダムの設備を壊す恐れがあるため、たまるたびに同事務所が回収している。産業廃棄物として処分すれば有料だが、希望者に無償提供すればもちろん無料で、今年度は約1100万円の費用削減を見込む。

 盛岡市の御所ダムでは、16日午前9時に提供が始まった。昼までにトラックなど車46台が流木を受け取りにきた。例年だと1日に車10台ほどといい、人気の高さを示していた。

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 https://mainichi.jp/articles/20200919/k00/00m/040/063000c