新型コロナのワクチン開発が進む中、CNBCは22日、ワクチンが開発されてもパンデミックは終わらないと警告する専門家の意見を伝えました。

シンガポール国立大学で感染症を専門とするデール・フィッシャー教授によりますと、欧米で最初に認可されるワクチンの有効性は、
5割から6割にとどまる可能性が高く、ワクチンはパンデミックを抑える手段の一つにすぎないと指摘しました。

また、世界の人口78億人にワクチン1回分を届けるには、貨物機8,000機が必要だとIATA=国際航空運送協会が発表していたことを受け、
ワクチンには生産と輸送それぞれに課題があると警鐘を鳴らしました。
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_210711/