2020年9月23日 18時45分 (共同通信)
 
 埼玉県神社庁(さいたま市)は、人出が見込まれる新年の初詣を前に、境内での新型コロナウイルス感染を防ぐためのガイドラインをまとめ、23日、大野元裕知事に提出した。参拝客のマスク着用や滞在時間の短縮を徹底するほか、手水のため「マイひしゃく」を持参してもらうといった対策例を記載。全国に先駆けて策定し、28都府県の神社庁の賛同を得たとしている。
 ガイドラインでは、年始の混雑時に対人距離の最低1メートル確保は困難だが「マスクをして大声での会話を控えれば問題ない」と指摘。その上で、おみくじや絵馬のある場所にアルコール消毒薬を設置する。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/57286/