北海道のホームページの問い合わせフォームに「緊急事態宣言を再度全国に出さないと大量殺人を起こす」などと書いて送信したとして、43歳の男が書類送検されました。

 威力業務妨害の疑いで書類送検されたのは、北海道釧路市に住む43歳の会社員の男です。

 男は5月29日午後10時ごろ、自宅で携帯電話を使って北海道のホームページ内にある問い合わせフォームに「緊急事態宣言を再度全国に出さないと大量殺人を起こす」などと書いて送信し、6月1日に北海道庁の施設管理担当者などの業務を妨害した疑いが持たれています。

 29日は金曜日で、送信された内容は6月1日に出勤した職員が気付き、庁舎で不審物がないか探すなど警戒に当たりました。

 通報を受けた警察が送信元などを捜査し、男の関与が浮上しました。

 調べに男は「緊急事態宣言解除に対する怒り、気持ちがイライラしていた。こういう言葉を入れないと北海道は動いてくれないと思った。本当に誰かを殺そうなんて全く思っていなかった」などと話しているということです。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=15098