シンガポールで好奇心旺盛なカワウソの大家族が目撃された。このカワウソ、対岸でいきなり始まったオオトカゲの格闘技を至近距離で観戦しようと、速攻で川を泳ぎ渡っている。集まる、集まる野次馬カワウソ。現場に居合わせた鳥類学者のヴィンセント・イップさんがこれを動画と写真に収め、自身のFacebookに載せた。マッシャブルが報じている。

イップさんはこの時、鳥の家族の撮影中。すると対岸で突如としてオオトカゲが殴り合う姿が目に入った。オオトカゲはかなりいきり立っており、人間の格闘技の試合顔負けの死闘を繰り広げていた。
すると、足元の岸辺がざわつき始めた。見るとなんとカワウソの大家族がわらわらと水に入り、対岸にめがけて泳ぎだしたではないか。総勢16匹。泳ぎ着いたカワウソは我先に「リング」近くに陣取り、大真面目のオオトカゲを囲んで、観戦を始めた。1匹などは口に魚をくわえたまま、この様子を眺めていた。

リンク先に動画あり
https://jp.sputniknews.com/entertainment/202010027817641/