新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているロシアで、
一日あたりの新規感染者が5月以来、およそ5か月ぶりに1万人を超えました。

ロシアのコロナウイルス対策本部は4日、一日あたりの新規感染者が1万499人になったと発表しました。
一日あたりの感染者が1万人を超えたのは、5月中旬以来です。

このうち首都モスクワの新規感染者はおよそ3300人と、全体の3分の1を占めています。

モスクワでは、先週から65歳以上の高齢者には、自宅隔離が求められているほか、
5日からは小学校が2週間休校となるなど、感染拡大防止策が強化されています。

ロシア当局は、感染者の増加は今月末から来月初旬までに落ち着くだろうとみていて、
経済に大きな打撃となる「ロックダウン」といった厳しい措置に踏み切る考えはないとしています。
https://www.news24.jp/articles/2020/10/04/10734320.html