携帯料金値下げ、一般ユーザーの要望は? 武田総務大臣との意見交換会で見えたこと (1/2)
10月8日、武田総務大臣と携帯電話利用者の意見交換会が総務省で開催された。安くて分かりやすく、納得感のある料金やサービスを実現すべく、今後の政策立案に役立てることが会の目的。武田総務大臣は「料金プランの中身が分かりにくいという話が印象的だった」と話す。
[田中聡,ITmedia]
 10月8日、武田良太総務大臣と携帯電話利用者の意見交換会が総務省で開催された。

 意見交換会は、安くて分かりやすく、納得感のある料金やサービスを実現すべく、今後の政策立案に役立てることを目的としている。

携帯値下げ
意見交換会に参加した消費者団体の代表者
 菅義偉総理大臣は、かねて携帯キャリアに対して料金値下げの提言を続けており、武田氏も携帯料金は「見直す必要がある」とのスタンス。既に武田氏はキャリアとも意見交換をしたそうで、今回は一般ユーザーの声を拾うべく、消費者団体から5人の代表者が参加した。

 参加者は以下の通り。

赤石千衣子(しんぐるまざあず・ふぉーらむ 理事長)
木村たま代(主婦連合会 事務局長)
近藤則子(老テク研究会 事務局長)
新屋康夫(全国消費生活相談員協会 北陸支部長)
湯田健一郎(クラウドソーシング協会 事務局長)

(略)

 クラウドソーシング協会の湯田氏によると、フリーランスのユーザーで、オンライン会議によって通信料がかさむ人が増えているという。「月初にZoomで会議をして、容量が上限に達してしまうと、会議ができなくなる。公衆Wi-Fiはセキュリティの面で厳しく、自分のスマートフォンでやらざるを(通信せざるを)得ない。大容量プランが安くなった方がいい」

 そもそも、自分の利用実態を把握していない人が多く、まずは利用実態の確認方法や、それをベースにしたプランの選び方を伝えていく必要がありそうだ。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2010/09/news056.html

湯田 健一郎Kenichiro Yuda
株式会社パソナ 営業総本部 シニアマネージャー

プロフィール

2001年 パソナ入社。パソナでICTを活用し、場所を問わず多様な人材の能力を活かす「LINK WORK STYLE」の推進を統括。
そのほかに株式会社パソナグループの投資政策委員会事務局シニアマネージャー、株式会社パソナテックのマーケティング企画部マネージャー、一般社団法人クラウドソーシング協会事務局長など、7つの顔そして7枚の名刺を持つ。
https://www.pasonagroup.co.jp/recruit/workers/yuda.html